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あのくもなあに?

 

富安陽子 ぶん 

山村浩二  絵

福音館書店

2018年4月発行(2011年7月ちいさなかがくのとも発行)

 

あらすじ

空を見上げるといろいろな形の雲が見られます。雲が何か想像を膨らませます。見開き1ページに雲の姿、ページをめくると、想像した姿が見開き1ページに表わされる形で進んで行きます。入道雲は竜の住処。雲の中には竜の親子が住んでいて竜がほえれば、雲はうねり雨が降る。といった具合に想像の世界は広がっていきます。


感想

「あのくもなあに?なんだろね。」で始まり、想像した姿を語った後「きっとそうだよ。そうかもね。」で1つの雲の話が終わるのですが、絵本には出てこない親子の語らいの姿が目に浮かんでくるようです。絵は美しく雲と想像の絵がスムーズにつながって見られます。


読み聞かせには

年中・年長さんの子どもたちに。

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