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みずとはなんじゃ?
かこさとし 作
鈴木まもる 絵
小峰書店
2018年11月発行
あらすじ
人に身近な水の性質を、子どもたちに理解できるように大きく3つの性質に分けてやさしく解説しています。1番目は氷の塊、液体、水蒸気というように何度も姿を変えることができる性質。2番目は人や動物、植物にとって必要な栄養を摂取し、老廃物を輩出させる働きを持つというもの。3番目は地球の温度を生物が生きられる温度に保つ働き。まとめは地球の生物が生きてゆくのに大切な働きをしている海や川を汚さないよう努めましょうと締めくくられています。
感想
子どもたちに理解できるように、身近な例を挙げ、優しく解説しています。かこさとし先生が子どもの目線を大切に描かれているがよく伝わってきました。絵は文を的確に表現しているとともに、かこ先生の作品の登場人物が所々に現れたり、遊び心もあります。小学校1年生に読み聞かせをしたところ、いつも冷やかしを入れる子が真剣に見入っていました。
読み聞かせには
小学校低学年の子どもたちからが合っていると思います。
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