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わたしのおひっこし

 

イヴ・バンティング 文
ローレン・カスティーヨ 絵
さくま ゆみこ 訳 
光村教育図書
2017年12月発行

 

あらすじ

戸建の家からアパートに引っ越すことになったコーリー。パパとママはアパートには置けない物を庭に並べセールを始めました。思い出深いベッドや大切な自転車も売られていきました。お隣のセーラは「私の家族になったら」と言ってくれましたがパパとママがさびしがるからと断ります。「あなたも売り物なのかしら」と声をかけられたローリーは驚いてパパとママに確認し「何があってもコーリーは売らないよ」と言われ抱きしめられ、涙を拭いてもらいました。

 

感想

セールのあわただしい情景描写の中で、住み慣れた家、友達と別れなければならないさみしさが前面に出てはいないのですが、伝わってきました。やさしいタッチの絵はお話と合っています。家族が一緒にいられることが大切と感じられるラストです。

 

読み聞かせには

小学校低学年の子どもたちに合っていると思います。

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