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ねこがおおきくなりすぎた

 

ハンス・トラクスラー 作・絵    
杉山香織 訳
徳間書店

 

あらすじ

ローマイヤーさんは奥さんと二人暮らし。猫がいれば寂しくないだろうと、とても小さな猫をもらってきて、チビと名付けました。ところがチビは日に日に大きくなり、カバと同じくらいの大きさになってしまいました。動物園に移す話が持ち上がりますが、反対運動が起き、家から外に出さなければいいことになりました。家ではローマイヤーさんが遊んでくれますが、チビは外に出たいのです。それというのも、チビは庭に来るメス猫に恋をしてしまったのです。外に出たい気持ちがつのり、チビはだんだんと小さくなっていきました。普通の大きさに戻ったチビはメス猫と一緒に庭の木を駆け回っています。


感想

猫を家族としてとても大切にしているのが伝わってきて、温かい気持ちになりました。優しいタッチの絵がお話に合っていて、ありえない話とは思っても、どこまで大きくなるのかワクワクしてしまいました。


読み聞かせには

保育園幼稚園の年長さんから小学校中学年の子どもたちに。

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