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まいごになった ねこのタビー
C・ロジャー・メイダー 作・絵
齋藤絵里子 訳
あらすじ
ねこのタビーは、ふわふわスリッパのおばあさんにとても大切にされていました。
おばあさんが娘の家族と暮らすため、大きな町に引っ越すことになりました。
引っ越し当日、タビーは忘れられ、トラックを追いかけます。
一方、タビーを忘れたと気付いたおばあさんたちも家に戻りますが、タビーの姿はありません。一人ぼっちになったタビーは新しい家族を探そうとしますが、なかなかぴったりくる家はありません。オートバイに乗せられたタビーは大きな町で降り、どの靴について行こうか考えます。
女の子の黒い靴について行くと、なんとそこには、ふわふわスリッパがありました。タビーはおばあさんと再会できたのです。
感想
猫の視線で描かれた絵がとても良い。すぐ新しい家を探そうとするタビーが猫らしく(でました猫らしいとはなんぞや)どうなるのかなと思うのですが、ラストでおばあさんと出会えてほっとしました。
読み聞かせには
幼稚園、保育園の年長さん、小学校低学年の子どもたちに。
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