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きみがうちにくるまえ…

 

マリベス・ボルツ 文
ディヴィット・ウオーカー 絵
木坂 涼 訳
岩崎書店

 

あらすじ

男の子が犬に話しかけます。ぼくのうちにくるまえ、きみはいいにおいのする、あったかいいえにすんでたの?新しく家族になった犬は保護センターからもらってきた犬。保護される前の生活の悲惨さは聞いたが、それ以前は想像するしかない。飼っていた犬と死に別れた男の子は、もうこんなにいい犬には出会えないと思っていたが、この犬と出会えた。もらってきた犬の以前の生活をいろいろ想像したが、自分の家の子になったのだからもういいと、男の子は思います。

 

感想

あとがきにもふりがながあり、子どもでも読めるようになっています。犬猫の殺処分、保護センターについて、簡単に書かれていました。犬猫を飼うなら、家族として責任をもって飼わなければいけないと訴えていますが、犬に話しかける形や、温かみのある絵が、強い主張でなくじわっと伝わってきました。

 

読み聞かせには

保育園幼稚園の年長さんから小学校中学年の子どもたちに。

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