そうべえときじむなー

 

たじまゆきひこ 作

童心社     

2018年5月発行

 

あらすじ

登場人物はかるわざしのそうべえ、医者のちくあん、歯ぬかしのしかい、やまぶしのふっかいのいつもの4人。あまり寒いので、4人は風呂敷で気球を作り南の国を目指します。海の上に落ちそうになったところをきじむなーに助けてもらい、琉球王国にたどり着きます。

ところが4人は身なりの違いから役人にとらえられてしまいます。またしてもきじむなーに助けてもらい、誰の目にも見えなくなるかくれみのをもらいます。4人は姿が見えないことをいいことに悪さをし、きじむなーは怒り、かくれみのを燃やしてしまいます。4人はかくれみのの灰を裸の体に塗り付け、見えなくなったところで宴会場で飲み食いをします。

雨で灰が取れ、姿がみえてしまった4人を琉球王国の人たちは神様と間違え丁重に扱います。きじむなーは呆れますが、「琉球王国の人たちのやさしい心を大和の国へ伝えておくれ」と4人を帰してくれました。


感想

きじむなーは琉球王国時代から伝わる沖縄の妖精で人間が好きなのだそうです。絵は迫力があります。気球を思いつく場面は飛ぶ原理が書かれてあり、説得力があります。琉球王国の人のやさしさが印象に残り、作者の思いどおり沖縄について考えるきっかけになればいいなと思いました。


読み聞かせには

年長さんから小学校中学年くらいまで楽しめるのではないでしょうか(沖縄の言葉も書かれています)。

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