すきま地蔵

 

室井滋 文
長谷川義史 絵
白泉社
2018年9月発行

 

あらすじ

ビルの谷間になってしまった『すきま地蔵』から自分の代わりに人々を助けてほしいと頼まれた小学生の男の子。東の町で泣き続ける赤ん坊に父さん地蔵から頼まれたヨダレかけをかけると赤ん坊は泣き止み、母さん地蔵からは西の町のスーパーで今日退職するレジのおばさんに花束を渡してと頼まれます。南の町ではお腹を空かし泥棒をしそうになった人に小銭を届けて助け、北の町では帽子を忘れて合唱に参加できなくて泣いていた女の子に赤い頭巾をかぶせてあげました。最後の頼みは針に糸を通せないおばあさんに眼鏡を届けてほしいというもの。ところがおばあさんはお地蔵さんが町中を見守るために眼鏡は返してほしいと断ります。その代わり、男の子が針に糸を通しにおばあさんのところに時々通うことになりました。おばあさんに作ってもらった頭巾とヨダレかけをお地蔵さんに届けると、お地蔵さんの笑い声が響きました。


感想

お地蔵さんを登場させていますが、どのエピソードも人はおかげさまで生きていくものというメッセージが伝わってきます。文は長いのですが、絵と文がとても合っていて、絵を追って行くと長さを感じさせません。


読み聞かせには

小学校低学年の子どもたちから大人でもいいのでは。

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