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ぼくのたび

 

みやこしあきこ 作

ブロンズ新社

2018年11月発行

 

あらすじ

主人公は小さなホテルの主人。世界中からやってくるお客さんから知らない国の話を聞き、この町の話をする。ベッドに入ると遠くへ行きたい気持ちがこみ上げ、夢の中で旅をする。自由に行きたい方に行き、忘れられない瞬間を心の中にしまう。朝、いつもと変わらない一日が始まる。夕暮れ時、世界中から届くお客さんからの手紙を読むと、旅への気持ちが湧いてくる。小さな町を出て世界中のお客さんに会いに行けたらと思う。

 

感想

通常の生活風景はモノトーンで、夢の描写はカラーで描かれていて、絵がとても美しいです。飛び立ちたいけれど、飛べないという自由を求める気持ちがよく伝わってきました。子どもたちがその気落ちを理解するのは難しく、大人の方に読んでもらいたい絵本です。

 

読み聞かせには

大人の方におはなし会で読んでみたいと思いました。

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