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子リスのアール

 

ドン・フリーマン 作

山下明生 訳

BL出版

2006年11月発行

 

あらすじ

お母さんに自分の手でドングリを見つけるように言われた子リスのアール。人間の友達ジルにドングリとくるみ割り器をもらって帰ると、お母さんに叱られて返しに行きました。今度は赤いスカーフを首に巻いてもらいます。それも叱られ、アールは夜ドングリ探しに行きます。ミミズクに教えてもらった木の下に雄牛がいるのですが、アールは注意も聞かずに来てしまいます。赤いスカーフに怒った雄牛は木にぶつかり角が刺さってしまい、アールは助かりドングリも手に入れました。自分の手でドングリを手に入れることができたアールはジルに赤いスカーフを返しに行きました。


感想

子リスの成長物語。母親や人間の友達に助けてもらう立場だった子リスが一人前になる様子が描かれています。白黒の絵にスカーフの赤がくっきりと目に入ってくる絵です。作者の没後に見つかった絵本だそうです。


読み聞かせには

少し長いですが保育園幼稚園の年長さんから小学校低学年の子どもたちに。

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