おばあちゃんとバスにのって

 

マット・デ・ラ・ペーニャ 作

クリスチャン・ロビンソン 絵

石津ちひろ 訳

鈴木出版

2016年9月発行

 

あらすじ

雨の日曜日、ジェイはおばあちゃんとバスに乗って出かけます。教会の後にいつも行くあそこ。なぜあそこに行くのかおばあちゃんに聞きますが、納得のいく返事はもらえません。ジェイはバスに乗ってきた目の不自由な男の人に席を譲り「何も見えないって大変だろうな」とつぶやきます。おばあちゃんは耳でも見られると言い、男の人も鼻でも見られると言います。

バスに乗っていたギターを抱えた男の人が歌い始めたので、目をつむり聞いてみたジェイ。するといろいろな美しいものが見え、体中で音楽の魔法を感じていました。バスを降り、あそこに向かう途中この辺は汚くていやだなというジェイに、おばあちゃんは美しいものはここでも見つけられると言い虹を見つけます。二人がやってきたのはボランティア食堂。いつもの仲間に会えてジェイは「来てよかった」と思えるのでした。


感想

ジェイの疑問に答えるおばあちゃんの回答が、例えば車に乗る友達を見て「なんでぼくたちは車に乗らないの?」に対しては「バスのほうが楽しいじゃない?」といった具合に前向きです。貧しくてもハンディキャップがあっても豊かに暮らすことはできると感じさせてくれます。2016年ニューベリー賞受賞作品。


読み聞かせには

小学校低学年から中学年の子どもたちに。

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