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つかまるわけないだろ!
ティモシー・ナップマン 文
シモーナ・チラオロ 絵
ふしみ みさを 訳
徳間書店
あらすじ
とびきり足の速いねずみのジェイクは、おじいさん猫のトムが追いかけてもつかまりません。早い足が自慢のジェイクは、きつね、オオカミ、くまにもつかまらず、トムのところに戻ってきました。足が速いことを自慢げに話すジェイクに、トムは「聞こえないから、近くに来いよ」と言います。「つかまるわけないだろ!だってぼくはせかいいいち」と言いかけたジェイクの声は、トムの「おいしいねずみだよ」にかき消されました。
感想
どこか「おだんごぱん」に似ているお話です。自分の特技は、自慢したり、見せびらかしたりするものではありませんと言われているようです。ねずみの自慢げな表情と、スピード感のある絵がお話と合っていると思いました。
読み聞かせには
保育園幼稚園の年長さんから小学校低学年の子どもたちに。
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