世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

 

くさば よしみ 編
中川 学 絵

 

あらすじ

2012年、ブラジルのリオデジャネイロで、環境が悪化した地球の未来について話し合う国際会議が開かれました。その会議で、南米の国ウルグアイのムヒカ大統領が演説した内容をそのまま絵本にしたものです。ムヒカ大統領は給料の大半を貧しい人のために寄付し、大統領の公邸に住まず、農場に暮し、古びた車を自分で運転して、大統領の仕事に向かう世界でいちばん貧しい大統領です。その演説に大きな拍手が起こりました。人の生き方そのものを考え改めなければ、地球の未来は考えられない、物をもっと多く手に入れるため命そのものを削るような生き方でいいのかと問いかけています。古代の賢人エピクロスやセネカ、アイマラ民族の言った「貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、かぎりなく多くを必要とし、もっともっととほしがることである」ということばが、演説の趣旨を語っています。


感想
人は、この生き方でいいのかと、考えさせられました。大人にもぜひ読んでもらいたい一冊です。


読み聞かせには
小・中学校で、地球環境について考える授業に生かしていただきたいです。

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