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まざっちゃおう!
アリー・チャン 作・絵
小栗左多里 訳
フレーベル館
2020年2月発行
あらすじ
3つの色たち、あか、きいろ、あおがいて、それぞれ性格は違いますが、みんな一緒に仲良く暮らしていました。ところがある日、あかが「赤が最高」と言いだし、3つの色たちは自分が最高と言い別々に暮らすようになってしまいました。けれどある日、一人のきいろと一人のあおが出会って仲良くなり、一緒にいるようになりました。まわりの色たちは批判しますが、二人はまざっちゃおう!と決めました。そして新しい色緑が産まれ、きいろとあおの特徴を取り入れた緑を皆が気に入り、やがて他の色たちも混ざるようになりました。分かれていた3つの色の町は一つになり、色とりどりの最高の町になりました。
感想
他の人と一緒だと安心して、違うものを受け入れようとしないことが往々にしてあるような気がします。違うものが混ざり合うことによって、新しいものが生まれる、違うものを排除しない大切さを伝えてくれる絵本だと思います。みんな違ってみんないいということでしょうか。
読み聞かせには
年長さんから小学校中学年まで。
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