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ふたり

 

瀬川康男 さく
冨山房
1981年9月発行

 

あらすじ

猫がねずみを見つけ捕まえようとしますが、ねずみは水の中に逃げ、猫もねずみを追って水の中へ飛び込みます。ところが猫は大きな魚を飲み込み吐き出して倒れてしまいます。寝てしまった猫の横でねずみも寝てしまいました。

この情景を絵と3文字の言葉だけの12画面で描かれています

 

感想

文は情景を現わした3文字「にやり」「きらり」「ばさり」など「り」で終わる一言だけ。ラストの2匹が寝ている場面の「ふたり」がタイトルになっていて、そのページをめくると「おわり」の文字が出てくるという遊び心にあふれています。文字の画面の絵も含めて絵を読む楽しさを感じさせてくれる絵本です。

 

読み聞かせには

小さな子どもさんから大人まで。

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