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もうちょっともうちょっと

 

きむらゆういち 文

高畠 純 絵

福音館書店

2018年2月発行

 

あらすじ

お腹の空いた子豚の前にりんごが一つ落ちてきますが、鼻にぶつかりりんごは岩の穴の中に入ってしまいます。子豚は取ろうと手を伸ばしますが、もうちょっとのところで、押してしまいもう少し奥に入ってしまいます。手伝ってくれたサル、キツネも同じように少しずつ奥に入れてしまい、ゾウの鼻でやっと取れますが、ゾウは、りんごを食べてしまおうと逃げます。動物たちはゾウを追いかけ、ゾウは木にぶつかり木の実がたくさん落ちてきます。それはりんごの木だったので、みんなでりんごを食べられました。


感想

読み聞かせをしてみました。もう少しで取れそうなのに、つついて奥に入れてしまう展開を、小学生の子は「次はこうなる」と予測して見ていました。りんごを取ろうとする動物の表情もよく描かれていてお話と絵が合っています。ラストがハッピーエンドで安心感があります。


読み聞かせには

年長児さんから小学校低学年の子どもたちに。 

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