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トマトさん

 

田中清代 さく
福音館書店

 

あらすじ

夏の昼下がりに、トマトさんがトマトの木から落ちた。暑いと思っているとミニトマトたちが小川へ飛び込む音が聞こえる。通りかかったとかげたちに泳いだらと声をかけられ、「泳ぐのなんかみっともないでしょ」と強がりを言う。あまりの暑さに「わたしも泳ぎたいよう」と涙をこぼす。それを見た虫たちがトマトさんを動かそうとするがびくともしない。そこへとかげたちがやってきて手伝い、見事トマトさんは小川へ入ることができ、みんなと泳ぐことができました。


感想

真夏の暑い日には、必ず読み聞かせに入れてしまう一冊です。トマトさんが小川に入る瞬間の気持ち良さそうなこと。読み聞かせた子どもたちは、うっとりとした顔で満足そうに見てくれます。暑さと涼しさが肌で感じられる絵は迫力満点です。


読み聞かせには

保育園幼稚園の年中さんから小学校低学年の子どもたちに。

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