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うどんやのたあちゃん

 

鍋田敬子 さく

福音館書店     

2018年4月発行

 

あらすじ
たあちゃんの家は商店街でうどん屋をしています。商店街のすみっこには小さなお稲荷様が祭られています。ある日たあちゃんはこんたという男の子に自分のきつねうどんを食べさせてあげます。商店街に飛び出した二人はこんたのお父さんと出くわし、三人でお稲荷様のほこらの中に吸い込まれるように入って行きました。ここは拝みに来る人に、家内安全商売繫盛の気を入れるところだと教えられ、三人で踊っているとこんたたちに尻尾があるのが見え、たあちゃんのおしりから尻尾が生えてきそうになり、あわてて家に帰りました。それ以来たあちゃんは時々お稲荷様にお参りに行くようになりました。

 

感想
お稲荷様ときつねの関係を書いた絵本はあまりないと思います。うどん屋の光景が実に美味しそうに描かれていて、思わずきつねうどん食べたいと思ってしまいました。2011年3月に『こどものとも年中向き』で出た絵本です。

 

読み聞かせには
年中さんから年長さんに。散歩でお稲荷様を見た後の読み聞かせにいかがでしょうか。

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