ライオンとタカとアリになった男の子

ノルウェーのむかしばなし

 

菱木晃子 文
MARUU 絵
BL出版
2019年11月発行

 

あらすじ

昔、山奥に一人の男の子と父親が住んでいました。父親は古びた剣とすり切れた布とパンくずだけを男の子に残して亡くなってしまいました。旅に出た男の子は、死んだ馬をどう分けるかでもめているライオンとタカとアリに会いました。男の子は三者に納得のいく形に剣で切り分け、お礼に望む時にライオンにもタカにもアリにも変身できるようにしてもらいました。タカになった男の子はお城でお姫様に捕まりますが、アリになり抜け出して男の子に戻り、お姫様の話を聞きます。トロルからお姫様を助けるため、トロルの差し向けた竜とライオンになり戦って勝ちますが、お姫様はトロルに連れ去られてしまいました。男の子はトロルの住処までタカとなって飛んでいき、アリになってお姫様を探し当てました。お城に帰る方法を聞き出した男の子は変身できる力を使い、トロルを退治することができました。王様のもとに帰りつけたお姫様と男の子は結婚することになり、祝いの宴は7週間も続きました。

 

感想

19世紀なかばにノルウェーの二人の男性によって編まれた民話集をもとに再話された昔話。
北欧の昔話の要素が詰まっているお話です。ライオン、タカ、アリそれぞれの特徴を生かし、魔物を退治する描写はお話に引き込ませます。落ち着いた絵も含めて、安心できる昔話になっていると思います。

 

読み聞かせには

小学校低学年から大人まで。

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